インドネシアのセカンドホームビザ(長期滞在)に必要な書類を一覧化!

2023/04/25


2022年12月、インドネシアは、新しいタイプの長期滞在ビザである「セカンドホームビザ」を発表しました。


これにより、外国人はインドネシアにに5年から10年滞在することができるようになります。


政府は、申請者の資格として、少なくとも20億ルピア(約13万米ドル)の銀行預金を持っている必要があるとしています。




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このプログラムは、裕福な外国人をインドネシアに呼び込むことを目的としています。


バリ島中心に行われるとの報道がありますが、政府からは特定の州に限定されるとの回答が得られているわけではないようです。


インドネシアの移民政策は、一部の州が移民規則について自治権を持つマレーシアとは異なり、中央政府によって管理されています。



2016年、政府はインドネシア各地に「10の新しいバリ」を開発する計画を発表し、外国人観光客をインドネシア各地に呼び込むことを期待しました。


2019年にインドネシアを訪れる外国人観光客1600万人のうち、623万人がバリ島を訪れています。



◆インドネシアのセカンドホームビザに必要な書類:

・20億ルピア(130,000米ドル)以上の資金を証明するもの
・36ヶ月以上有効なパスポート
・最近のカラー写真 4cm x 6cm
・職務経歴書
*20億ルピアはインドネシアの銀行口座に預け、ビザが有効である限りは引き出すことはできない。



◆セカンドホームビザ保持者の家族の必要書類:


セカンドホームビザ保持者の家族も、以下の書類を入国管理局に提出することでビザを取得することができます。

・36ヶ月以上有効なパスポート
・夫、妻、子供、両親が所有する合法的なセカンドホームビザまたはセカンドホームの一時/限定滞在許可証で、有効期限が残っているもの
・最近のカラー写真(4cm×6cm)
・セカンドホームビザを保有する外国人と家族関係があることを証明するもの(結婚証明書または出生証明書)。婚姻証明書または出生証明書が、英語で書かれていない場合は、認定翻訳者によってインドネシア語に翻訳要。




◆インドネシアの新10大バリとは?


10大バリとは、以下の10か所です。


また、最近では、5大重点観光エリアとして、以下のリストのチェック(✓)がついた4か所に加えて、リクパン(スラウェシ島北部)を指すこともあるようです。



・ボロブドゥール寺院(中部ジャワ州)✓
・ラブアンバジョー(東ヌサ・トゥンガラ州)
・トバ湖(北スマトラ州)
・マンダリカ(西ヌサ・トゥンガラ州

ビリトン島(バンカ・ビリトン諸島州)
モロタイ(北マルク州)
ブロモ山(東ジャワ州)
タンジュン・レスン(バンテン州)
サウザンドアイランド(ジャカルタ州)
ワカトビ(南東スラウェシ州)


※必要書類は、本記事執筆日時点の入国管理局のウェブサイトの情報をもとに作成しています。



(出所:インドネシア入国管理局Asean BriefingSouth China Morning Post

(画像:UnsplashのJeremy Bishopが撮影した写真)