ライブセミナー:INVESTigate(シーズン1、第5話)

2020/08/28

ライブセミナー:INVESTigate(シーズン1、第5話)
「コロナ関係無し!クラウドファンディングと投資用マンションの現状」  

2020年4月30日放送


ゲスト:横田大造氏、澁谷賢一氏

株式会社ブリッジ・シー・キャピタル 代表取締役社長。2000年アクセンチュア株式会社入社。2005年オリックス株式会社にて不動産ファイナンス業務に従事した後、2007年ラサールインベストメントマネージメント株式会社にて、オフィス、レジデンシャル、商業施設等への投資業務に携わる。2011年株式会社新生銀行に転職し、病院や介護施設を担保としたノンリコースローンファイナンス業務へ従事する一方、ヘルスケアREITの企画・設立を担当。投資運用部長として物件取得業務を統括する。2017年4月より株式会社ブリッジ・シー・キャピタルの経営に参画し、代表取締役社長に就任。グループの不動産テック事業及びヘルスケア開発ファンド事業の立ち上げ、各種新規事業を牽引。早稲田大学政治経済学部卒。
横田大造氏
株式会社ブリッジ・シー・エステート 代表取締役、ドムスレジデンシャルエステート株式会社 代表取締役。2010年の公認会計士試験合格後、株式会社ブリッジ・シー・キャピタルの立ち上げに携わる。同社立ち上げ後は、一部上場企業へのコンサルティング業務や、中小企業から個人まで数十社の顧問業務を担当。総額40億円規模の不動産開発や企業買収にも関わった経歴を持つ。2013年10月に、個人向けの不動産サービスに特化したブリッジ・シー・エステートを立ち上げ、ライフプランニングに役立つ東京都心部で資産価値の高い運用型マンションを提供中。株式会社ブリッジ・シー・エステート、ドムスレジデンシャルエステート株式会社の代表取締役に就任。成蹊大学経済学部卒。株式会社ブリッジ・シー・エステート 代表取締役、ドムスレジデンシャルエステート株式会社 代表取締役。2010年の公認会計士試験合格後、株式会社ブリッジ・シー・キャピタルの立ち上げに携わる。同社立ち上げ後は、一部上場企業へのコンサルティング業務や、中小企業から個人まで数十社の顧問業務を担当。総額40億円規模の不動産開発や企業買収にも関わった経歴を持つ。2013年10月に、個人向けの不動産サービスに特化したブリッジ・シー・エステートを立ち上げ、ライフプランニングに役立つ東京都心部で資産価値の高い運用型マンションを提供中。株式会社ブリッジ・シー・エステート、ドムスレジデンシャルエステート株式会社の代表取締役に就任。成蹊大学経済学部卒。
澁谷賢一氏


■アセットクラスがユニークだが、出口戦略は? 

物件ごとに購入前に社内の投資委員会で出口戦略を検討する。例えば、一棟もののレジデンスは流動性が高いが、ブリッジシーグループが行っているような社会インフラはあまり流通がない。事前に入念に審査して、取引事例や投資家をアセットごとに調べて出口戦略を決めていっている。


■クラウドファンディングとREITの違い 

REIT投資の源泉は不動産。不動産を賃料をもとに分配金を出すシステム。投資額の評価が、キャピタルマーケットに連動するので、元本が幅が大きく動く。

クラウドファンディングは不動産投資の価格変動により近い。大きな違いは元本変動の幅がREITと比べて小さい。1口1万円からというのも大きな強み。 利回りがある程度見えてるので、毎日投資口価格を確認できなかったり、安心して運用したい場合にはよい。 


■クラウドファンディングを利用する顧客層は?

年齢層は20代後半から40台後半が一番厚い層。男女比は8:2くらい。インターネットを使って投資するのに抵抗がない方が先にマーケットを作っていって、今は年齢が上の方や初めて投資する方も増えている。


■会員の獲得の方法は? 

ほぼオンラインでの会員獲得。一部セミナーなど対面もあるが、8~9割がオンライン。コロナでインターネット接続時間が増えているのも背景かもしれない。


■不動産の売買取引を非対面でやることの障壁は? 

すべてをオンラインで完結するのは難しい。最終的なクローズ(契約、引渡し)は対面でやるべきだと思っている。物件の紹介や不動産の仕組みの説明はオンラインで進んでいくのが主流になるのでは。 


■物件の確認する際などの工夫は? 

社員が動画を取ってきたり、物件の紹介に使う資料を充実させたりして、お客さんが実際に足を運ばなくても出来る限りイメージをつかめるようにしている。 


■投資用不動産マーケット(供給量、価格利回り) 

割安/価格改定が行われている物件が増えている。クラウドファンディングのプラットフォームで物件買取相談を受け付けており、件数も増えている。 

1Rは、インカムゲインやキャピタルゲインが主たる目的ではなく、安定的な資産形成。ファイナンスが強固な限り、大きな変動はない。新築デベロッパーは仕入れを加速。中長期的には東京の不動産のバリューは上がってくると予想している。


■日本のプラットフォーマーが海外の物件を取り扱うなどの状況はあるか?

不動産特定共同事業法により、海外の物件を購入することは可能。一方、投資家保護の観点から、海外で不動産を買う際の投資家保護に関する法制度のスタディが必要。許認可ビジネスなので、東京都&国交省など事前のお伺いをして承認が得られたら新しいプロダクトを出していく。
 

■外国人が東京の市場に戻ってくるにはどのような障壁を取り除けばよいか? 

日本の不動産が元気なことを東京オリンピックなどを通してアピールしていく。言語の障壁はある。英語を含め、グローバル対応ができるようなスキルアップが必要。 


■クラウドファンディング・投資用不動産購入の方へのアドバイス

◎クラウドファンディング
投資の活用としてのCREALの活用。1口1万円でできるので、個人の資金状況にあった投資ができる。実物不動産を選ぶのに必要な検討・契約書締結などの時間的コストも少なく、数クリックで投資が完了。ファンド会社に運営を任せられる。
短期的なクラウドファンディングと中長期的な実物投資用不動産と掛け合わせることで、短期~長期の資産形成が可能。

◎ワンルーム マンション
安定的で株のように上下するものではない。物件の選定段階は、じっくりと。コロナでも東京の区分マンションでは大きく価格が下がることは考えられないので、今はファイナンスが好条件で組めて、良い物件を購入できるチャンス。 


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