[マレーシア]6州および連邦直轄領で活動制限延長2月4日まで

2021/01/22

[マレーシア]6州および連邦直轄領で活動制限延長2月4日まで


マレーシアの6州および3つの連邦直轄領で実施されている活動制限令(MCO)は1月26日に終了予定でしたが、2021年1月21日、イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級大臣は2月4日まで延長することを発表しました。これで、マレーシアのサラワク州を除くすべての州が2月4日までMCOとなります。


延長の対象となるのは、ペナン州、スランゴール州、ジョホール州、サバ州、マラッカ州、クランタン州(*)、および連邦直轄領であるプトラジャヤ、クアラルンプールおよびラブアンです。
*クランタン州は1月15日CMCOからMCOに強化、その他の地域は1月13日よりMCO


▶関連して読む
・[マレーシア]1月13日よりKLなど連邦直轄領他5州で最も厳しい活動制限令


延長の判断は、日当たりのCovid-19新規感染者数が、これらの地域で上昇していることを受けて、保健省のリスクアセスメントおよびアドバイスに基づいて行われたということです。


2021年1月19日、イスマイル・サアブリ上級大臣は、マレーシアの6つの州について1月22日からMCOを実施すると発表しました。


これらの州とは、クダ州、ペラ州、パハン州、トレンガヌ州、プルリス州、ヌグリスンビラン州です。この措置も2月4日までとなっています。


国王は、1月11日から8月1日まで、マレーシア全土で非常事態宣言を発令しています。


▶関連して読む
・[マレーシア]非常事態宣言で何が起こる?


クアラルンプールの新規感染者数最多


1月21日、マレーシアは新規感染者数3,170人を記録し、全国類型では172,549人となりました。現在治療中は41,755人です。


首都のクアラルンプールでは、過去最多の576人を記録しました。スランゴール州は545人、ジョホール州は423人、サバ州は401人でした。



飲食店、フードデリバリーサービスは夜10時まで延長


イスマイル・サブリ上級大臣は、MCOを実施している地域の飲食店やフードデリバリーサービスを1月22日からは夜10時まで営業可能とすることに政府が合意したとも述べています。


当初の朝6時から夜8時までという営業可能時間は適切ではないという声が消費者およびビジネスから寄せられたからです。


イスマイル・サブリ上級大臣は、営業時間の延長が認められたものの、引き続き標準作業手順(SOP)が適用され、店内での飲食は不可で、テイクアウト、デリバリー、ドライブスルーのみが許容されていることを指摘しています。


▼マレーシアの活動制限令の主な違い(Property Access作成)


(出所:CNN
(トップ画像:Photo by Indra Gunawan from Pexels)