2022/10/06
フィリピンの大手財閥が率いるフェデラルランド社(Federal Land Inc.)が、フィリピン・タギッグ市のボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)で開発しているプロジェクト「ザ・シーズンズ・レジデンス」の2番目のタワーの上棟式が行われました。
GTキャピタル・ホールディング社の不動産部門であるフェデラルランドは、シーズンズ・レジデンスの2番目のタワーの棟上げを迎えました。このBGCにおける高級レジデンシャル開発は、日本の野村不動産と三越伊勢丹ホールディングスとのパートナーシップのもとで行われています。
今回のイベントで、シーズンズ・レジデンスの2番目のタワーである「Natsu Tower(ナツ タワー)」の構造部が完成しました。
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【フィリピン・BGCボニファシオ・グローバル・シティ】THE SEASONS RESIDENCES AKI TOWER ザ・シーズンズレジデンス・アキタワー|高層コンドミニアム
シーズンズ・レジデンスは、日本の要素を取り入れた複合用途開発で、日本のイノベーションとフィリピンのコミュニティ感を融合させています。高層レジデンシャルは全部で4棟のタワーから構成されます。
ポディウムと呼ばれる低層部には、フィリピン国内初となる三越が入り、日本の衣服、化粧品、その他ユニークな小売コンセプトを売りにしています。
フェデラルランドは、フィリピン国内初の三越モールは、三越ホールディングスにとっても小売のポートフォリオを拡大することになる、と述べています。
シーズンズ・レジデンスは、フェデラルランドがボニファシオ・グローバル・シティに開発するマスタープランに基づいたコミュニティ「グランド・セントラル・パーク」の一部を構成しています。
今年設立50周年を迎えるフェデラルランドの次のプロジェクトとして、同社は野村不動産と別の合弁会社「フェデラルランドNREグローバル(Federal Land NRE Global Inc./FNG)」も設立しました。
FNGは、メトロマニラ、カヴィテ、セブ内の4つのエリアを皮切りとして、持続的な成長を目指すタウンシップ開発に乗り出す計画です。
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(出所:Philstar、Business Mirror、Federal Land)
(画像:UnsplashのVernon Raineil Cenzonが撮影した写真 )
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